できるSEMできないSEM

当ページでは、「できるSEMできないSEM」と題し、実際に実現可能なSEMと、現実的ではない実現不可能なSEMについて解説いたします。

弊社にSEMサービスを依頼なさるお客様の中で、「1日のアクセス数を2,000件以上に増やしてほしい」「そうなれば、きっと売り上げも増加するはず」と言う方がよくいらっしゃいます。

ご存知のように、わが国の若年層人口は毎年減少しており、今後のインターネット人口もうなぎのぼりに増加していくこともありません。

将来的にも、増えることのない定まった数のインターネット閲覧者が、各自の嗜好をもとに各サーチエンジンを使用して、目的のWebサイトを探しているわけですが、インターネット人口の限界がある限り、無限に自サイトのアクセス数が増えることはありません。

多種多様な商品構成を持つサイトの場合、そのほとんどが、一定の検索キーワードまたは主力商品だけでSEOを施しています。これでは、主力商品以外の売り上げが伸びるわけもなく、新規顧客のアクセス数が増える事もありません。

前述したとおり、自社サイトの商品価格が他社サイトと比較して「高い」のですから、いくら高品質のSEMサービスを受けても意味がありません。企業の経営努力なくして、売り上げ増を期待するほうがおかしいのです。

また、カテゴリの異なる100種類以上の雑貨を扱うショップでは、「すべての商品をまんべんなく売りたい」と言います。

もちろん、その「売りたい」という気持ちは十分に理解しますが、同一商品を販売しているサイトは他にもいくらでもありますし、100種類もの各商品別の検索キーワードでSEMを施すのは到底困難な相談です。

SEMと組み合わせるキーワードは多すぎても、少なすぎても良い結果は得られません。仮に、100種類もの検索キーワードでSEMを行った場合、もうおわかりのように自サイト内で、各商品の上位表示の確率を下げる事になるのです。まさに「愚の骨頂」といえます。

だからといって、「雑貨」単数キーワードでは、顧客ターゲットに対し具体性に欠け、SEMの観点からも不十分であり、「雑貨　販売」でもまだ抽象的に過ぎます。このようなケースを「できないSEM」と弊社では呼んでいます。

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