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WebコンテンツJIS規格に準拠したホームページ制作

WebコンテンツJIS規格とは

【オータムテクノロジー】ではウェブアクセシビリティに基づいた、誰もが利用できるコンテンツ制作を目指し、ウェブコンテンツJISに準拠したコンテンツ作りを制作方針として掲げております。

「誰もが使えるコンテンツ制作」WebコンテンツJIS規格に準拠したオータムテクノロジーの制作方針のイメージ画像です。

ウェブコンテンツJISとは(JISX8341-3)

ウェブコンテンツJISは、主に高齢者や障害者及び一時的な障害のある人が、ウェブコンテンツを利用する際のウェブアクセシビリティを確保し、それを向上させるために、ウェブコンテンツの企画、設計、開発、制作、保守及び運用にわたってウェブコンテンツの提供者及び制作者が配慮しなければならない事項について規定するものです。

ウェブコンテンツJIS規格[JISX-8341-3(やさしい)]に準拠したホームページの企画、設計、開発を行うことによって健常者だけでなく高齢者や障害者も利用(アクセス)できるホームページ制作が可能になることを表したイラストです。

制定
2004年6月20日に、JIS X 8341-3:2004「高齢者・障害者等配慮設計指針 − 情報通信における機器,ソフトウェア及びサービス − 第3部:ウェブコンテンツ」(「ウェブコンテンツJIS」と略称)が制定されました。

弊社のウェブアクセシビリティに対する姿勢について

弊社では、これら規格の制定に伴い、以下の基本方針を定め、特に公的目的度の高いホームページについては、お客様に対してもウェブアクセシビリティに配慮したWEB設計を提案できるよう、SE及びデザイナーレベルの研修を行っております。

誰もが利用できるWEB設計を実現するためにWEBデザイナー(ホームページ制作担当)だけでなくシステムエンジニア(WEBデータベース制作担当)もウェブアクセシビリティに配慮した制作を心がけていることを説明したイラストです。

具体例

A、音声読み上げソフトなどの支援技術に対して、
文書構造(正しい文法)・機種依存文字(JIS非定義、企業独自文字の不使用)
などに配慮した制作を行なう。

  • スタイルシートの使用(フォントサイズ・カラー変更)
  • わかりやすい表題の使用
  • フレーム使用の抑制(フレーム非対応ブラウザの配慮)
  • 表の構造の単純化(代替リストの使用・表構造の記述・テーブル要素の非使用)
  • 見出しのマークアップは「h要素」使用
  • 画像・動画等の代替テキストの用意(alt属性の指定・パイパーリンク代替情報・同期代替情報・PDF及びフラッシュの代替情報)

B、ウェブコンテンツは、特定の単一のデバイスによる操作に依存しない。

  • プルダウンメニューの非依存
  • 実行ボタンの付加
  • フォームの構成部品とラベルの関連付け
  • 入力時の制限時間への考慮 (延長・解除・通知)
  • ページの自動更新・別ウィンドウ表示の通知(基本的にしない)

デバイスに依存しないホームページのイメージ画像です:Internet Explorer、Firefox、Safariそしてホームページリーダーなどの多くのデバイスからのアクセス可能性が求められることを説明しています。

C、ウェブサイトの基本操作部分の一貫性

  • ナビゲーションバーの設置
  • パンくずリストの設置
  • コーナー目次の設置

ヘッダーメニュー、サイドメニュー、パンくずリストなどメニュー項目が一貫しているとページの移動がしやすくなることを説明しているイメージ画像です。

D、色・形に依存しない。

  • 色だけで領域を指定しない(マップ等・領域の破線区分け表示等)
  • 色だけに特別の意味を持たせない(必須入力項目の表示方法等、代替情報の用意)
  • 形・位置だけに特別の意味を持たせない (天気予報のかさマーク等・代替情報の用意)

色・形に依存しないことを具体的に表したイメージ画像です。:例えば入力フォームでの必須入力項目を表す場合、必須入力項目を赤字で指定すると音声ブラウザでは、その判別が付きません。必須という言葉で指定した場合は音声ブラウザでも「必須」と読みあげられるので判別可能です。

弊社にて、行っているウェブ制作過程での留意事項を一部ではありますが、簡単に列記させていただきました。

実際にみなさんが想像されている以上に、この世の中にはウェブコンテンツに対し、情報源としての期待を持っておられる閲覧者がたくさんおります。
重度障害者の中には「まるで魔法の箱である」とまで言い、ウェブによって「ライフスタイルが変わった」といいます。これまでもこれからも、一生をベッドの中で過ごすことを余儀なくされた方にとって、まさにウェブこそが、社会との唯一のコミュニケーション手段であり、人の手も借りず、自在に買い物までできる「自家用車」なのです。。

こんな「魔法の箱」をいついつまでも「魔法の箱」として存在させるためにも、みなさんがウェブコンテンツJIS規格に適合したものを作り上げていくことを心から支援していきたいと思っております

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